70歳からの闘病記

53歳から始まった成人喘息との闘いの記録

タバコと肺気腫

僕は20歳から45歳までタバコを吸っていた。

喘息を患ったのは53歳で初めて夜中の呼吸困難を経験した。

それ以降は喘息が完治しないままである。

高校の同級生も喫煙者で禁煙後は肺気腫で苦しんでいる。

宇津井健さんも肺気腫で亡くなられた。

50歳で禁煙して30年後に肺気腫で亡くなられた。

禁煙後に何年も経ってからに肺気腫は怖い。

僕の喘息が治らないのも根底には肺気腫がありそうだ。

禁煙してからもう25年は経っている。

肺気腫とは肺胞が固く壊れてしまう病気。

吸っても吸っても肺には空気が入っていかない。

苦しい病気だ。

宇津井さんは筋トレが趣味だったらしい。

でも、有酸素運動は嫌っていたという。

筋トレで呼吸筋が鍛えられて呼吸が少しは楽になっていたのだろうか。

肺の障害は不可逆的だというから完治は望めない。

恐ろしい病気だ。

ヘビースモーカーだった市川崑監督は90歳まで生きた。

彼はタバコを切らさず、前歯でタバコを挟んでいたという。

食事もストイックで、牛肉と卵しか食べなかったらしい。

MEC食の老舗だ。

肺気腫は禁煙後数年経っても悪化する。

恐ろしい・・・。