70歳からの闘病記

53歳から始まった成人喘息との闘いの記録

一酸化窒素

喘息の診断に呼気中の一酸化窒素の測定がある。

一酸化窒素が多いと喘息と診断される。

鼻呼吸で気道や肺に一酸化窒素が産生される。

この一酸化窒素は呼吸器の機能に役立っている。

それが、何で喘息と関係があるのか?

しかも、一酸化窒素が多いと喘息とは不可思議だ。

気道に一酸化窒素が多いと喘息から解放されるはずなのに?

僕も鼻呼吸を続けて1年余りは喘息の発作から解放されていた。

口呼吸をする人の全てが喘息になるわけでもない。

鼻呼吸でアレルゲンを鼻粘膜で取り押さえる。

しかし、成人喘息は非アトピー性で特定のアレルゲンを持たない。

ならば、口呼吸のどこが悪いのか?

一酸化窒素の発見者はノーベル賞を受賞している。

呼気中の一酸化窒素で喘息の診断。

一酸化窒素で喘息を改善。

どういうこと?

鼻歌で一酸化窒素が増えるらしい。

鼻歌は口を閉じて歌う。

それで、鼻腔内に酸化窒素が増える。

喘息の診断に使う一酸化窒素は呼気中。

つまり、鼻を通過しない一酸化窒素は喘息の原因である?

呼気は肺から気管支から気管から口に出る。

その中に一酸化窒素があれば喘息だと診断。

つまり、一酸化窒素が肺にあること自体が異常な事態?

鼻呼吸で一酸化窒素が鼻腔内に産生される。

鼻呼吸で一酸化窒素が肺へ運ばれる。

鼻腔内で産生された一酸化窒素が吸気とともに気管・気管支・肺へと運ばれる。

そこで、喘息が悪化する。

一酸化窒素は救世主ではなくて喘息悪化の指標だろうか?