70歳からの闘病記

53歳から始まった成人喘息との闘いの記録

大気汚染

僕が子供の頃はまだ車社会ではなかった。

運転免許を取得したときもまだモクモクと煙を吐いて走る車があった。

その後は排気マフラーに触媒を入れて排気ガスをきれいにし始めた。

触媒で排気ガスはキレイになったと勘違いしている。

排気ガスは出続けている。

目に見えないほどの細かい粒子になって空気中を漂う。

ナノサイズの微粒子は肺の奥まで入り込む。

成人喘息が激増している原因の主因がそれだと思う。

我が家は国道と高速道路に囲まれている。

職場も道路に面している。

逃げ切れない・・・。

四日市喘息という公害があった。

これはアレルギー性ではない喘息の典型。

僕の喘息もアレルギー性ならば長沢オリゴで完治するはず・・・。

肺の奥まで入り込んだ微粒子を気管支から出そうとする身体の反応。

これが喘息だと思う。

無機物に対する身体の反応にステロイドで対応しようとする医師。

どこかの無人島で暮らせば喘息は完全に完治するだろう。

ナノサイズのプラスティックを吸っている僕達。

身体側からは避けられない。

プラスティックを作らない・売らない・買わない・捨てない・・・。

この四原則が実行されない限りはプラゴミはなくならない。

排気ガスも同じ。