老人の死因には心血管や脳卒中に次いで肺炎がある。
肺炎は抗生物質で治る病気のはず・・・。
高齢者には誤嚥性肺炎という厄介なことが起きる。
肺炎は発熱と倦怠感で早く診断がつくし、自覚症状もある。
誤嚥性肺炎は発熱もなく、ある日急に呼吸が苦しくなる。
食べ物や唾液を誤嚥するから、異物が気管から肺へ入る。
成人喘息を患っている僕は気管支と喉に違和感がある。
喉と気管との連携プレーができないと誤嚥する。
2017年の秋に耳鼻咽喉科で喉を診てもらったことがある。
声帯が痩せていると言われた。
高齢とともに声帯委縮ということが起きるらしい。
「痩せている」と「委縮」は違うが・・・。
声帯も筋肉でできている。
ならば、鍛えることも可能だ。
声帯の筋肉を鍛えて声帯の隙間をなくせば誤嚥は起きない。
理屈ではそうだ。
声帯の筋トレは「カラオケ」と「しゃべる」ことしかない。
簡単のようで、しゃべるのが苦手の僕には苦痛だ。
車を運転中に大声で歌うしかないだろう。