70歳からの闘病記

53歳から始まった成人喘息との闘いの記録

誤嚥

老人の死因には心血管や脳卒中に次いで肺炎がある。

肺炎は抗生物質で治る病気のはず・・・。

高齢者には誤嚥性肺炎という厄介なことが起きる。

肺炎は発熱と倦怠感で早く診断がつくし、自覚症状もある。

誤嚥性肺炎は発熱もなく、ある日急に呼吸が苦しくなる。

食べ物や唾液を誤嚥するから、異物が気管から肺へ入る。

成人喘息を患っている僕は気管支と喉に違和感がある。

喉と気管との連携プレーができないと誤嚥する。

2017年の秋に耳鼻咽喉科で喉を診てもらったことがある。

声帯が痩せていると言われた。

高齢とともに声帯委縮ということが起きるらしい。

「痩せている」と「委縮」は違うが・・・。

声帯も筋肉でできている。

ならば、鍛えることも可能だ。

声帯の筋肉を鍛えて声帯の隙間をなくせば誤嚥は起きない。

理屈ではそうだ。

声帯の筋トレは「カラオケ」と「しゃべる」ことしかない。

簡単のようで、しゃべるのが苦手の僕には苦痛だ。

車を運転中に大声で歌うしかないだろう。