70歳からの闘病記

53歳から始まった成人喘息との闘いの記録

悪性リンパ腫

ファンだった高倉健が罹患して逝去した疾患。

血液の癌。

この病気に親友が罹患した。

11月に二人で温泉旅行を計画した。

彼が長野県の白樺温泉を予約してくれた。

その直前に 私の眩暈が気になった。

それで,折角だったが、キャンセルした。

丁度その日に私は咳が止まらなくなった。

あとでインフルエンザ陽性だった。

その頃に彼は奥さんと二人で旅行に行ったらしい。

彼もまた咳が出て困っていた時期らしい。

それを押して旅行に出かけたという。

その後は咳が酷くなって、検査の結果が悪性リンパ腫だった。

あれから、1か月以上が経つ。

未だに咳が止まらないという。

苦しくてたまらんと嘆く。

もう一つの検査があるらしい。

それでリンパ腫の型が分かれば抗癌剤を決めて治療が始まる。

メッセージを送信しても返事が来ない。

家に電話したら奥さんがでた。

今日から抗がん剤の治療を始めたという。

本人は「もうこれ以上は要らない。家に帰りたい。」と拒否するが・・・。

苦しさが倍増するだけの治療。

僕のメッセージに返信がきた。

「さきにいく。いいともだちだった。ありがとう。」

恐ろしいことを書いてきた。

歳が開けて1回目の抗癌剤

症状が重くて規定量の半容量だったらしい。

2回目の抗癌剤を終えても息苦しさは遠のかない。

奥さんに電話して「長引きそう」という返事だった。

その翌日の夜に僕のスマホに電話。

「今日の午後に主人が亡くなりました・・・。」

たった3か月で逝ってしまった。

思えば、僕のいとこも同じ病気で亡くなった。

あっという間の出来事のようだった。

夢ではないだろうか?