70歳からの闘病記

53歳から始まった成人喘息との闘いの記録

腸と免疫

腸に細菌が身体の免疫の70%を担っているという説。

そのせいで、食物繊維の重要性が語られる。

確かに、小腸粘膜にあるパイエル板が免疫の入り口らしい。

しかし、腸内細菌は小腸にはなく大腸内に存在する。

なぜ大腸内にだけ存在するのだろうか?

糞便は食べ物が消化吸収された後の残滓である。

つまり、身体が吸収しないで捨てるゴミが大腸内に溜まる。

36度以上の体温でこの残滓が腐敗する。

その腐敗を発酵に変えて身体を守るのが腸内細菌の役割。

消化も吸収もされない食物とは?

食物繊維は消化されないで小腸を素通りする。

5メーター以上ある小腸内をスルーする食べ物とは?

この食物繊維が本当に身体に必要なのだろうか?

腐敗しないように腸内細菌が活動する。

ならば、食物繊維を食べないでもいい?

免疫は大事だが、それは小腸を大事にすること。

大腸は付け足しに過ぎない。

小腸と大腸の役割を混同した説が横行している。