70歳からの闘病記

53歳から始まった成人喘息との闘いの記録

線毛

線毛は気管支粘膜上にある。

このことは誰でも知っている。

本当は、気管支粘膜上だけではないらしい。

NHKのガッテンでは、線毛は全ての粘膜上や外耳にもあるらしい。

耳垢が耳の中に貯まらないのは、線毛の動きで耳垢が外へ運ばれるからだろうか?

喉や鼻の粘膜にもびっしりと繊毛があるという。

身体が脱水すると繊毛の動きが弱る。

痰の排出や後鼻漏にも影響するだろう。

いかに脱水が身体に悪いかがわかる。

漢方での「水毒」は水分過剰であって、水分が犯人ではないと思う。

線毛とは関係ないが、水分摂取で認知症まで改善するという。

粘膜上の線毛が1秒間に150回も動くという。

粘膜には免疫細胞がある。

アレルゲンが粘膜上に付くと免疫細胞が反応する。

線毛の動きがその反応を邪魔することはないのだろうか?

免疫細胞の働きよりも、線毛の働きの方が大事かもしれない。

僕の喘息発作では必ず痰が絡むことで始まる。

粘っこい痰が気管支の奥でゴロゴロと出きらない。

ガーガーと無理に出そうとすると息が吸えなくなる。

これは線毛がちゃんと働いていない証拠だろうか?

線毛運動が弱いのは何が原因だろう?

ネットで調べてみる。

線毛運動にはアセチルコリン・ホルモン・ATP・Ca2+がある。

Ca2+はカルシウムである。

マグネシウムを摂る一方でカルシウムを疎んじていた。

マグネシウムのメガミネラル療法でカルシウムイオンが減っていたのだろうか?

ダメージを受けた線毛を修復するには浸透圧と細胞内のCl+イオン濃度が大切らしい。

Clイオンは塩だ。

浸透圧を保つには水分補給。

水を飲んで塩を舐めることで線毛が活発になる。

これはバドマンゲリジ先生の「飲水療法」そのものだ。

コーヒーやカフェインで気道を広げること以上に意味がありそうだ。

線毛運動には水分も大事だが、粘液部分も強化したい。

この粘液の成分はコンドロイチン硫酸らしい。

コンドロイチン硫酸の生成にはビタミンAが必要らしい。

粘膜の強化にはビタミンAというのが通説だ。

ガッテンでは乾燥する冬は水を飲むといいと力説する。

はたしてそうだろうか?

線毛運動で痰が出る。

身体に水分が足りていれば外へ出す必要もないはず?

身体の水分が足りないと線毛運動が停滞するらしい。

しかし、線毛はそんなに運動することが必要だろうか?

とにかく、のべつ水を飲むことの異常さ。

花粉症も余った水分が鼻から目から出てきているのじゃないのか?

コロナワクチンで発熱して生姜紅茶で水分が出ていく。

それで、痰も出ないし快調なのは何故?